国枝 ダブルスは決勝進出「凄く良いコンビネーションできた」

[ 2016年1月30日 05:30 ]

車いすの部男子ダブルスで決勝に進出した国枝(手前)、リード組

全豪オープン第12日

(1月29日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 車いすの部のダブルス男子は初戦の準決勝で国枝慎吾(ユニクロ)ゴードン・リード(英国)組がアルゼンチンとベルギーの選手のペアに7―6、6―2で勝ち、決勝に進出した。男子シングルス準決勝は、第2シードのアンディ・マリー(英国)が第13シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)に競り勝ち、2年連続5度目の決勝へ進んだ。女子ダブルス決勝では第1シードのマルチナ・ヒンギス(スイス)サニア・ミルザ(インド)組が初優勝し、4大大会3連勝となった。

 シングルスは4大大会で初めて初戦敗退した国枝がダブルスでは決勝へ駒を進めた。シングルスでは黒星を喫したリードとのペアで快勝し「凄く良いコンビネーションでできて、主導権を握りながらプレーできた」と穏やかな笑みを浮かべた。雨による中断もあった中、集中を切らすことなく攻守とも安定していた。パートナーについては「彼の調子の良さ、実力が上がっていると感じた」と刺激を受けた様子だった。

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