東農大・小柳が時津風部屋入門 小松監督、兄弟子・正代より「強い」

[ 2016年1月28日 05:30 ]

小柳は東農大相撲部の仲間たちに担がれ笑顔

 昨年8月の世界相撲選手権重量級を制した東農大4年の小柳(おやなぎ)亮太(22)が東京都世田谷区の同大で会見し、時津風部屋入門を発表した。昨年の全日本選手権でベスト8入りし、新たに導入された三段目付け出し制度の最初の適用者の1人となり、春場所で初土俵を踏む予定だ。

 兄弟子となる同大の2学年先輩の正代は新入幕の初場所で10勝し、敢闘賞を獲得したが、同大の小松勝彦監督は「(マイナス思考の正代より)小柳の方が強い。心の持ち方が違う」と評価する。1メートル84、162キロの逸材は「正代関よりはプラス思考だと思う」と苦笑いしながら「前に出る相撲を取りたい」と語った。

続きを表示

2016年1月28日のニュース