メイウェザー 現役復帰にはまだ早い?「戦う衝動に駆られない」

[ 2016年1月25日 12:20 ]

フロイド・メイウェザー (AP)

 昨年の9月に無敗のまま引退を表明した元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(38=米国)が23日、メディアの取材に対して現役復帰の可能性について語った。

 メイウェザーは引退後に保持していたWBAとWBCのウェルター級タイトルを返上。同日に行われた空位のWBC王座決定戦のリングサイドに姿を見せた元王者は、米国FOXスポーツのインタビューに応じた。

 現役復帰についてのコメントを求められたメイウェザーは「“また戦いたい”と自分自身を鼓舞してみたことはあるけれど、いまのところ、戦う衝動に駆られたことないね」と返答。さらに引退表明から4カ月が経った元王者は「無理してでも気持ちを復帰へ向かわせたこともあるけれど、まったくダメだった。いまの自分にとって重要なのは子どもたちだよ」と続けるなど、その闘争心はすっかり影を潜めているようだ。

 もし次の一戦で勝利を収めれば、同じく無敗のまま引退した伝説のヘビー級王者ロッキー・マルシアノを抜いてデビューから50連勝となるメイウェザー。吊るしたグローブを元王者が再び手にし“もし”が現実となる日を期待するファンは多いことだろう。

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2016年1月25日のニュース