五郎丸「幸せなシーズン」 今季国内最終戦6得点!ヤマハ発3位貢献

[ 2016年1月25日 05:30 ]

<神戸製鋼・ヤマハ発動機>試合を終え、スタンドの声援に応えるヤマハ・五郎丸

ラグビートップリーグ3位決定戦 ヤマハ発動機26―22神戸製鋼

(1月24日 秩父宮)
 味方が奪ったボールをヤマハ発動機・五郎丸がタッチに蹴り出した直後、ノーサイドの笛が響いた。今季国内最終戦で6得点を挙げるなど3位確保に貢献。「ここまで日本の皆さんに注目されると思っていなかった。幸せなシーズンでした」と表情を緩めた。

 後半24分に自らのパスをインターセプトされ再逆転を許したが、4分後にWTB粟田の公式戦初トライでひっくり返した。五郎丸は「ごめん」と仲間に謝ったことを明かしながら「後悔しても仕方ないので切り替えた。ミスは他のメンバーがカバーしてくれる。ラグビーの良さが出ました」と充実感をにじませた。

 昨年12月のリーグ戦で完敗した相手への雪辱劇は、新たな挑戦への幕開けとなる。来月初旬には初参戦のスーパーラグビーに向け、オーストラリアに渡りレッズに合流。「いろいろなことを吸収して帰ってきたい。ラグビーに継続して注目していただけるよう、魅力を発信していきたい」と決意を示した。

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