正代 最速三賞獲得 闘病中の兄弟子に「喜んでくれると思う」

[ 2016年1月25日 05:30 ]

敢闘賞の正代(右)と殊勲賞の豊ノ島(左)と握手する琴奨菊

大相撲初場所千秋楽 正代 寄り切り 臥牙丸

(1月24日 両国国技館)
 新入幕の正代が10勝目を挙げ、千秋楽で勝つことが条件だった敢闘賞を獲得した。臥牙丸の突き押しに苦しみながらも粘り勝ち。

 初土俵から12場所目は年6場所制となった58年以降最速の三賞獲得となった。右脚の蜂窩(ほうか)織炎に苦しみながらも勝負強さを発揮し「15日間で一番きつい取組だった。(勝てば三賞と聞いて)ちょっとドキドキした」と一安心。兄弟子の時天空は悪性リンパ腫で闘病中で「喜んでくれると思う」と語った。

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2016年1月25日のニュース