“みうみま”対決は美宇のストレート勝ち 最年少優勝懸け佳純に挑戦

[ 2016年1月17日 12:43 ]

 卓球の全日本選手権最終日が17日、東京体育館で行われ、女子シングルス準決勝の中学生対決は、世界ランク18位の平野美宇(15=エリートアカデミー)が同12位の伊藤美誠(15=スターツ)を4―0のストレートで下した。平野は中学生として初めて決勝に駒を進め、最年少優勝を懸けて2連覇中の同7位の石川佳純(22=全農)と対戦する。

 平野は第1ゲームを14―12で競り勝つと、勢いに乗った。力あるフォアハンドでリオデジャネイロ五輪団体戦要員の伊藤を責め立てた。「(世界ランクや代表で)美誠ちゃんに置いて行かれてる感じだったので、勝ててうれしい。決勝は向かっていくだけ」と平野。一方、力を出し切れずに敗戦した伊藤は「きょうの美宇ちゃんが今までで一番強かった。攻めても攻め返されるので、中国人選手みたいだった。別人」と悔しさをにじませた。

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2016年1月17日のニュース