長谷川 短水路高校新で女子200バタ制覇も日本記録逃し「悔しい」

[ 2016年1月16日 19:01 ]

 25メートルの短水路で行われる競泳の東京都新春競技大会が東京辰巳国際水泳場で行われ、淑徳巣鴨高1年の長谷川涼香(東京ドーム)が女子200メートルバタフライで優勝した。日本記録まで0・33秒と迫る2分3秒45の高校新記録を樹立し「目標は日本記録だったので、悔しい気持ちもある」と話した。

 昨冬に海外遠征中に右足首を捻挫。復活するまで約4カ月を要したが、昨年6月の東京都高校選手権女子100メートルバタフライを高校新記録を出し「復活の手応えを感じた」という。その2カ月後、同世代の選手が世界ジュニア選手権で活躍する姿に「自分も頑張らなくちゃ」と発奮した。

 目標はこの種目でのリオデジャネイロ五輪出場。この種目は昨年の世界選手権を制した星奈津美(25)がエースだ。切符をつかむには4月の日本選手権で派遣標準記録の2分7秒82を切り、2位までに入らなければならない。「力を出せば(派遣記録は)切ると思う。日本選手権(決勝)は隣、星さんになると思うので、どれだけ付いていけるか。ついて行けば多分タイムも出る」と語った。

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2016年1月16日のニュース