「自分に腹立つ」愛 伏兵に敗れる 3―0からまさか逆転負け

[ 2016年1月16日 05:30 ]

女子シングルス6回戦で加藤杏華に敗れた福原愛は険しい表情で引き揚げる

卓球全日本選手権第5日

(1月15日 東京体育館)
 3年ぶり3度目の頂点を狙った福原は6回戦で敗退した。伏兵の加藤杏華(十六銀行)に3―0でリードしたものの、そこから逆転負けを喫し「凄い悔しい。自分にも腹が立つ」と唇をかんだ。

 強打で責め立てたが、ことごとく拾われた。中国出身の張莉梓コーチとのコンビを復活させて臨んだ心機一転の大会は16強に止まり、「やりたいプレーばかりしてしまった。相手の嫌がることをやらないと」と反省。リオ五輪に向けては「冷静な試合運びをしないと。反省点を生かして同じ負け方をしないようにしたい」と前を向いた。

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2016年1月16日のニュース