スパーズ10連勝、東地区全体1位キャブス下す 今季ホーム全勝

[ 2016年1月15日 16:00 ]

24得点を挙げたスパーズのパーカー(AP)

 NBAは14日に各地で6試合を行い、スパーズは地元サンアントニオで東地区全体1位のキャバリアーズを99―95(前半44―50)で退け、10連勝で35勝6敗。トニー・パーカー(33)が24得点、カワイ・レナード(24)が20得点10リバウンドをマークし、ホームでは今季23戦全勝となった。スパーズが最後にホームで敗れたのは昨年3月12日のキャバリアーズ戦(125―128=延長)で、それ以来通算32連勝。ホームでは抜群の強さを誇っている。

 サンアントニオで“スパーズ・ストッパー”としての実績があったキャバリアーズの連勝は8でストップして27勝10敗。レブロン・ジェームズ(31)が22得点、トリスタン・トンプソン(24)が18得点14リバウンドをマークし、第1Qは32―20とリードしたが試合をひっくり返された。

 ロンドンでの一戦は延長の末にラプターズが106―103(前半61―54、延長10―7)でホーム扱いのマジックを下して4連勝で25勝15敗。この日は、ラプターズがカナダ・トロントを本拠にしているとあって英国と米国、カナダの3カ国の国歌斉唱があった。ラプターズは11年3月にもロンドンで試合を行っているが、その時はネッツに第3延長の末に敗戦。今回も熱戦となったが、今度は勝利を収めた。

 敗れたマジックはここ7戦6敗で20勝19敗。ビクター・オラディーポ(23)が27得点を稼いで粘ったが、第4Q終了間際の勝ち越しシュートと延長終了直前の同点シュートはいずれも外した。

 ウォリアーズは地元オークランドでレイカーズに116―98(前半52―49)で順当勝ちを収めて37勝3敗。ステファン・カリー(27)は第3Qまでの出場で3点シュートを8本成功させ、チーム最多の26得点をマークした。1試合休養したドレイモンド・グリーン(25)は7得点9リバウンド5アシスト3スティール。ウォリアーズはホームではスパーズ同様に今季無敗(19戦全勝)で、昨季からは37連勝となった。

 レイカーズは9勝32敗。今季限りでの引退を表明しているコービー・ブライアント(37)は8得点でオークランドでの自身最後のゲームを終えた。

 ブルズは敵地フィラデルフィアで76ersに延長の末に115―111(前半46―62)で競り勝って23勝15敗。連敗を3で阻止した。デリック・ローズ(27)は膝の故障で欠場したが、ジミー・バトラー(26)が49分間の出場で自己最多の53得点と10リバウンド6アシストを記録。ブルズで50得点以上をマークしたのは97年のマイケル・ジョーダン以来で、50得点+10リバウンド+5アシストを1試合で達成したのも、ブルズではジョーダンに続いて史上2人目となった。

 なおこの日はオールスター・ファン投票の第3回中間発表が行われ、西地区フロントコート部門のブライアントが153万3432票を集めて全体のトップ。同ガード部門ではカリーが120万6467票でブライアントに続いて100万票の大台に乗せた。

 東地区ではフロントコート部門のジェームズが83万345票で1位。同ガード部門ではヒートのドウェイン・ウェイド(33)が73万6732票でトップになっている。東西両地区の球宴先発メンバーが決まる最終発表は21日に行われる。

 <その他の結果>グリズリーズ(22勝19敗)103―101ピストンズ(21勝18敗)、キングス(16勝23敗)103―101ジャズ(17勝22敗)

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