白鵬　鎮魂９５１勝！北の湖前理事長に並んだ歴代４位

白鵬（右）は床山さんとポーズを決め笑顔

大相撲初場所５日目

（1月14日 東京・両国国技館）
　白鵬は碧山に鋭くぶつかって左前まわしを握って豪快な上手投げ。５連勝で通算９５１勝目として昨年１１月に急逝した北の湖前理事長と並び史上４位で「一時代を築いた昭和の横綱に並んだというのはうれしいですし、理事長も“まだまだ”と声を掛けてくれたと思います」と感慨深げな表情を浮かべた。

　この日の朝稽古後。通算勝利について「（３位の）大潮さんは何勝？今場所中は無理？」と興味を示した。順調にいけば今年中に通算１０００勝が見えることを知ると「いいこと聞いた。よしっ」とテンションが上昇。史上最多優勝を更新して以来、モチベーションのありかを模索していた。

　来年には魁皇の通算最多１０４７勝超えの可能性もあり、記録へのこだわりについて「今はそれしかない」と断言。取組後は序盤の内容について「万全だと思います」と一言。記録を求めた先に３６度目Ｖが近づいてくる。