水球女子代表 五輪最終予選に派遣、見送り方針一転 選手が訴え

[ 2016年1月4日 18:15 ]

 日本水泳連盟は都内で常務理事会を開き、水球の女子日本代表をリオデジャネイロ五輪世界最終予選(3月21日開幕、オランダ)に派遣することを決めた。先月行われた中国とのアジア大陸予選で2連敗(第1戦8―14、第2戦6―9)し、派遣を見送る方針だったが、20年東京五輪を見据えた強化の一環と「自費でも出たい」という選手らの熱意もありラストチャンスを与えることになった。

 大会は12カ国が出場。6カ国のグループに分かれて1回戦総当たりで争う。さらに各グループの上位4カ国で決勝トーナメントを行い、準決勝に進めばリオ五輪出場権を獲得できる。日本水連の坂元専務理事は「ぜひ行かせてほしいと言われた。東京五輪がなかったらNOでしょうね」と話した。男子日本代表は同じアジア大陸予選で優勝し、1984年のロサンゼルス五輪以来32年ぶりの五輪出場を決めている。

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2016年1月4日のニュース