愛知が26年夏季アジア大会立候補へ「リニアを世界へ発信」

[ 2016年1月4日 12:28 ]

 愛知県の大村秀章知事は4日の記者会見で、2026年に予定されている第20回アジア大会の開催地に立候補する意向を明らかにした。16年度に招致に向け競技場などの具体的な調査を進める。

 夏季と冬季の大会があり、それぞれ4年ごとに開催される。愛知が招致を進めているのは夏季大会で、実現すれば1958年の東京、94年の広島に続き、3度目の日本開催となる。

 メーン会場は名古屋市内を想定。会見で大村氏は、リニア中央新幹線東京・品川―名古屋が2027年に開業を予定していることに触れ「リニアのインパクトを世界へ発信したい。巨大な大会なので、まずは状況を整理していく」と述べた。

 大会を1年遅らせ、リニア開業の27年の開催とできないか要請する考えも示した。

 開催地は、アジア・オリンピック評議会(OCA)が18年ごろに決める。今後、県は競技場の整備や、選手村、宿泊施設の確保などの課題を整理し、日本オリンピック委員会(JOC)に国内候補地として立候補申請する。

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2016年1月4日のニュース