明大シード権失う…3&5区の大ブレーキ、巻き返せず14位

[ 2016年1月4日 05:30 ]

ゴールで倒れ込みチームメートに抱えられ引き揚げる明大アンカーの山田(中央)

第92回東京箱根間往復大学駅伝復路

(1月3日 箱根・芦ノ湖~東京・大手町5区間109・6キロ)
 往路17位からの巻き返しを狙った古豪・明大は総合14位に終わり、09年から7年連続で続いていたシード権が途絶えた。

 7区の牟田(4年)が区間3位、9区の斎田(4年)が区間4位と健闘。一時は12位まで浮上したものの、アンカーの山田(2年)が区間18位で再び順位が転落した。区間6位以内の選手が5人もいたが、3区と5区の区間20位の大ブレーキが最後まで響いた。

 特に3区の坂口(1年)は尾てい骨痛などを抱えながら出場を直訴しただけに、横手主将(4年)は「自分の結果がチームにどう影響するかを冷静に判断してもらいたい」と厳しい言葉。西監督は「新入生が10人加わる予定。心機一転、強くなって帰ってきたい」と前を向いていた。

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2016年1月4日のニュース