ペイトリオッツ、延長戦“後攻”選択が裏目 ジェッツが5連勝

[ 2015年12月28日 17:39 ]

延長直前のコイントスに勝ってキックオフを選択したペイトリオッツ(AP)

 NFLは27日に第16週の13試合を各地で行い、AFC東地区2位のジェッツは地元イーストラザフォード(ニュージャージー州)で延長の末に同1位のペイトリオッツを26―20(前半10―3)で下し、5連勝で10勝5敗。スティーラーズ(AFC北地区2位)がレイブンズに17―20で敗れて9勝6敗となったために、ジェッツは最終週(1月3日)のビルズ戦に勝てば自力で5季ぶりのプレーオフ出場権を獲得する。

 昨季のスーパーボウルを制したペイトリオッツはすでに東地区でのディビジョン優勝を決めているが、ここ5戦で3敗目を喫して12勝3敗。ポストシーズンに不安を残す結果となった。

 なおこの試合は延長直前のコイントスをめぐって場内騒然。コイントスに勝ったのはペイトリオッツだが、ビル・ベリチック監督(63)はキックオフを選択するように選手に指示して“後攻”に回った。

 レシーブ側で“先攻”となったジェッツはこのアドバンテージを生かし、ハーバード大出身のQBライアン・フィッツパトリック(33)が自陣20ヤード地点からの最初のドライブで、WRクインシー・エヌンワ(23)に48ヤード、WRブランドン・マーシャル(31)に20ヤードのパスを立て続けに通して前進。最後はWRエリック・デッカー(28)に6ヤードのTDパスを通し、ペイトリオッツに攻撃権を渡さないまま、わずか2分37秒で延長を制した。

 延長のルールは12年に改定され、どんな形であっても先に点を取った方が勝つサドンデス方式は部分的に廃止。先攻チームの得点がTD(6点)とセーフティー(2点)以外(該当ケースはFGの3点)だった場合には、キックオフ側のチームにも攻撃権が一回与えられるようになった。

 それでもコイントスで勝ったチームがキックオフによる“後攻”を選択したのは過去2回のみ。そのうちの1回がペイトリオッツ(13年11月24日のブロンコス戦=34―31で勝利)だが、ジェッツの攻撃能力を過小評価したのか、この日の選択は完全に裏目となった。

 一方、開幕から快進撃を続けてきたパンサーズは敵地アトランタでファルコンズに13―20(前半7―7)で敗れて今季15戦目で初黒星。昨季からの連勝は18(歴代3位)で止まり、史上3度目のパーフェクト・シーズン(全勝)達成を逃した。

 NFCではプレーオフ出場の全6チームが27日までに確定し、レッドスキンズ(8勝7敗=東地区)とパンサーズ(14勝1敗=南地区)、カージナルス(13勝2敗=西地区)はディビジョン優勝による進出。まだ優勝が決まっていない北地区からはパッカーズとバイキングス(ともに10勝5敗)、さらに西地区からは3年連続のスーパーボウル出場を目指すシーホークス(9勝6敗)がワイルドカードでポストシーズンに駒を進めることになった。

 AFCではこの日ブラウンズを17―13で退けた西地区2位のチーフス(10勝5敗)のプレーオフ進出が決定。28日にベンガルズ(11勝3敗=北地区優勝)と対戦するブロンコス(10勝4敗)の成績次第ではまだ西地区優勝の可能性も残されている。南地区ではテキサンズが8勝7敗ながら首位に立ち、コルツが7勝8敗で2位。ディビジョン優勝は西地区同様に最終週に持ち越された。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「NBA」特集記事

2015年12月28日のニュース