49ers 元ラグビー選手が実戦復帰「自分の能力に自信がある」

[ 2015年12月28日 16:17 ]

49ersのRBジャリード・ヘインはライオンズ戦でボールをキャリーする (AP)

第16週 49ers17―32ライオンズ

(12月27日 デトロイト)
 49ersのRBジャロッド・ヘイン(27)が27日に行なわれたライオンズ戦で2カ月半ぶりにフィールドへ戻ってきた。

 元ラグビー選手のヘインはオーストラリアの国内リーグでMVPを2度獲得。3月に49ersと年俸158万ドル(約1億9000万円)で契約を交わし、周囲の期待を浴びながら9月の開幕を迎えたが、目立ったパフォーマンスを見せることができず、10月31日に戦力外通告を受けた。

 しかし、49ersはその2日後の11月2日に練習生としてヘインと再契約。OGアレックス・ブーンが右膝を負傷し、試合への出場が可能となる「アクティブ・ロースター」に空きが出たため、同選手は再びフィールドでプレーする機会を得た。

 身長1メートル88、体重103キロと恵まれた体格に40ヤード走は4秒53と優れた身体能力も兼ね備えているヘインは、9回のボールキャリーで27ヤードを獲得。パスキャッチでも5回の捕球で20ヤードと久しぶりの実戦で首脳陣へ必死のアピール。

 「自分はNFLのレベルで活躍できる。能力に自信を持っているよ」と試合後のヘイン。「もっとうまくできたこともいくつかあった」と反省も口にするラグビーの元スター選手をトムスラ監督は「しっかりと自分のプレーができていた」と評した。

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2015年12月28日のニュース