FB山沢が35メートル決勝PG!深谷、昨年4強・尾道撃破

[ 2015年12月28日 05:30 ]

<深谷・尾道>後半28分、決勝PGを決める深谷・山沢(右)

全国高校ラグビー大会第1日・1回戦 深谷18―15尾道

(12月27日 花園ラグビー場)
 開会式と1回戦9試合が行われ、2年連続8回目の出場の深谷(埼玉)は尾道(広島)に18―15で競り勝った。FB山沢京平(3年)が決勝PGを決めるなどチームをけん引し、昨年大会ベスト4の強豪を破った。初出場の山形南(山形)は7―90で天理(奈良)に敗れ、仙台育英(宮城)は39―7で荒尾・岱志(熊本)を退けた。

 15―15で迎えた後半28分。FB山沢は深呼吸してからキックに向かった。右中間35メートルのPG。ボールがクロスバーの上を通過すると、フィフティーンは歓喜の雄叫びを上げた。「あれくらいの距離なら大丈夫と思った」と勝利の立役者は照れながら振り返った。

 小学生時代はサッカー少年で、FWをこなす点取り屋だった。だが、中学2年の時に監督と意見が合わなくなりクラブチームをやめた。そして中学1年から並行して始めたラグビーにシフト。サッカーで培った技術は今でも生きており「50メートル前後のキックなら入る気がする」と胸を張る。

 現在、筑波大で活躍する次兄の拓也はエディー・ジョーンズ前日本代表ヘッドコーチが「とても才能がある」と19年W杯日本大会のキーマンに挙げた逸材だ。「兄ちゃんは凄く努力している」と3人兄弟の末っ子は発奮しウエートトレーニングや食事の量を増やすなど努力。体重は1年前より10キロ増と、たくましくなって花園に帰ってきた。横田監督は「努力を人に知られるのが嫌なんでしょう」と言及したが、本人は「そんなにやってない」と謙遜する。陰の努力家であるチームのエースは悲願の日本一を目指して、この後も汗を流す。

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