男子塚本が夏冬連覇!女子今プレーオフ制す

[ 2015年12月24日 05:30 ]

優勝しトロフィーを掲げる立教池袋の塚本岳(左)と埼玉平成の今綾奈

スポニチ主催平成27年度関東高校ゴルフ選手権冬季大会最終日

(12月23日 千葉県一宮町 一の宮カントリー倶楽部 男子=6497ヤード、パー70 女子=6229ヤード、パー71)
 男子は3打差を追ってスタートした塚本岳(東京・立教池袋2年)が1イーグル、4バーディーを奪うなど66で逆転、通算7アンダー、133で関東大会夏冬連覇を果たした。女子は今綾奈(埼玉・埼玉平成2年)が1オーバー、143で並んだ3人のプレーオフを制し優勝。なお、男子はシード選手を除く上位47人、女子は上位19人が来年3月の全国春季大会(滋賀・瀬田GC)に進出した。

 ≪塚本 3打差から逆転≫3打差を逆転し、4打差をつけて夏冬連覇した塚本は「ミスを最小限に抑えることができました」と笑顔。ボギースタートながら、次の2番パー5ではユーティリティーで残り210ヤードを1・5メートルに付けるイーグルを決め、一気に波に乗った。今年春の全国大会では3位とあって、次の目標は優勝しかない。同じ2年生には日本アマランクトップの金谷(広島国際学院)らライバルも多いが、「負けられません」と語り、1Wの安定性を高めるスイング改造を今後の課題とした。

 ≪今 平常心で耐えた≫プレーオフ初体験の今は2ホール目のバーディーで決着をつけ、「プレーオフだけはいいボールが打てました」と信じられない口ぶりだ。2打差を追う最終日は「上の2人は気にせず、自分のベストを心掛けた」ことが逆転につながった。女子プロのツアー出場は今年の日本オープンの1回だけだが、今回の優勝により来年6月のニチレイ・レディースの出場権を獲得。「力がどこまで通用するか楽しみ」と目を輝かせた。

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2015年12月24日のニュース