SSファイナルV、奥原&桃田が凱旋 意欲新た“次はリオ”

[ 2015年12月14日 19:46 ]

ワールドスーパーシリーズファイナルで獲得した金メダルとクリスマスツリーを手に笑顔の奥原(左)と桃田

 バドミントンの世界連盟スーパーシリーズ(SS)ファイナルのシングルスで優勝した女子の奥原希望(日本ユニシス)と男子の桃田賢斗(NTT東日本)が14日、開催地のアラブ首長国連邦から成田空港に帰国し、奥原は「これでリオデジャネイロ五輪のメダルが目標だとはっきり言える」と喜びを口にした。

 20歳の奥原は鼻声で「3日目ごろから体調不良だったが、言い訳をしたくなかった」と強豪を相手に勝ち抜いた大会を振り返った。21歳の桃田は「先に奥原が優勝してプレッシャーだった」と話しつつも「リオに向け、一つ一つのプレーの質を上げていきたい」と意気込んだ。

 女子ダブルスで2連覇を狙った高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)は銅メダルだったが、高橋は「昨年果たせなかった1次リーグ全勝をできた。いい締めくくり」と前向きで、松友も「力を出し切れた」と笑顔だった。

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