関東学院大4季ぶり1部復帰 板井監督男泣き「凄く苦しかった」

[ 2015年12月14日 05:30 ]

1部復帰を決め、勝ちどきを上げる関東学院大フィフティーン

 リーグ戦グループの入れ替え戦2試合が行われ、大学選手権で過去6度の優勝を誇る関東学院大(2部2位)が専大(1部7位)に22―7と逆転勝ちして4季ぶりの1部復帰を果たした。12年に1部で7戦全敗の最下位に終わり、入れ替え戦にも敗れて2部降格。監督交代など苦闘の3シーズンを経て1部へ返り咲いた。日大(2部1位)も山梨学院大(1部8位)を28―17と破り、2季ぶりの1部復帰を決めた。

 関東学院大は後半にテンポの良い攻めで3トライを奪って逆転。「仲間を信じていた」。ケガで途中交代したSH高城主将(4年)は笑顔を見せ、就任2年目の板井良太監督は「凄く、苦しかった」と男泣きした。07年に部員の不祥事で大学選手権を辞退。12年に2部へ降格した。今季は「1年の時に降格したので自分たちで尻ぬぐいしたかった」(フッカー今井将)と4年生が結束。栄光を知るOBも多数訪れ選手を実戦指導。高城主将は「最高の環境」と振り返った。

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2015年12月14日のニュース