大東大が筑波大撃破!16季ぶり4強へ好発進 アマト主役2T

[ 2015年12月14日 05:30 ]

<筑波大・大東大>後半17分、大東大のアマト・ファカタヴァ(中央)は自らをアピールしながら独走トライを決める

ラグビー大学選手権第2ステージ 大東大31―22筑波大

(12月13日 秩父宮)
 第1節の8試合が行われ、C組の大東大は31―22で昨年度準優勝の筑波大を下し、勝ち点6として同組2位につけた。大東大は持ち味のアタッキングラグビーに加えて課題のディフェンスも機能。トンガ人留学生のNo・8アマト・ファカタヴァ(1年)が2トライを奪う活躍を見せるなどし、99年度以来16季ぶりの4強入りへ好発進した。帝京大、明大、同大なども快勝発進する一方、早大は天理大に敗れた。

 1メートル95、103キロ。規格外のサイズ通りの活躍で、大東大勝利の主役となった双子のファカタヴァ兄弟の弟アマトは「とてもうれしい。ダイトーをもっと強くすることが目標」と相好を崩した。

 1点を追う前半12分にルーズボールを獲得すると、2人を吹き飛ばしてインゴールへ独走。次々と得点に絡み、後半17分には自陣スクラムを起点とした連続攻撃でラストパスを受けると、追い掛ける相手選手をスピードで突き放し、最後は腕を突き上げインゴールにダイブした。「50メートルは6秒1。フランカーやウイング経験もあるけど、コンタクトの多いNo・8が一番好き」。混戦模様のC組で、大学日本一3度の古豪が台風の目になる。

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2015年12月14日のニュース