白井跳馬もV 2冠達成に笑顔「今シーズン締められた」

[ 2015年12月14日 05:30 ]

男子跳馬で優勝した白井

体操 豊田国際競技会最終日

(12月13日 愛知県豊田市総合体育館)
 種目別で争われ、男子は跳馬で白井健三(日体大)が15・225点で優勝し、前日の床運動と合わせて2冠を達成した。田中佑典(コナミスポーツ)が平行棒を15・525点、鉄棒を15・425点で制した。女子は平均台で美濃部ゆう(朝日生命)が2位。床運動は宮川紗江(セインツク)が2位、寺本明日香(中京大)は4位だった。

 跳馬を制して2冠を達成した白井は「リラックスしてやれたことがいい形になった。今シーズンを締められた」と笑顔を見せた。前日の床運動では新技の「後方伸身2回宙返り3回ひねり」に挑んだ。この日は直前まで調子が良くなかったそうだが「シライ/キムヒフン(伸身ユルチェンコ3回ひねり)」を含む2本をしっかりまとめた。来年はいよいよ五輪イヤーを迎える。「もっといい自分を見せられるようにしたい。五輪選考にしっかり絡んでいきたい」と力強く話した。

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2015年12月14日のニュース