羽生世界記録再更新の要因 ジャンプの質向上、演技点も上乗せ

[ 2015年12月13日 07:00 ]

3連覇を達成した羽生(AP)

フィギュアスケートGPファイナル

(12月12日 スペイン・バルセロナ)
 11月のNHK杯で出した322・40点を、わずか2週間で8・03点上回った羽生結弦(21=ANA)。フリーの採点の詳細を見てみると、ジャンプの質が高まり、演技点も細かく上回ったことがわかる。

 フリーは冒頭の4回転サルコー、4回転トーループのGOE(出来映え評価)による加点はNHK杯でそれぞれ2・86点、2・57点と充分ハイレベルだったが、GPファイナルではともに3点満点。同じく1・10点だった3回転フリップの加点を1・90点に伸ばす一方、NHK杯を下回る数字はほとんどなかった。

 演技点でも全項目で点数を上乗せし、ほぼ完璧に見えたNHKの演技をさらに向上させた。

◆GPファイナル杯羽生のフリー演技◆219・48

【技術点 得点(基礎点)=120・92(95・19)】
(1)4回転サルコー 13・50(10・50)
(2)4回転トーループ 13・30(10・30)
(3)3回転フリップ 7・20(5・30)
(4)跳んで入り軸足を替えるスピンの組み合わせ4・64(3・50)
(5)連続ステップ4・66(3・30)
(6)★4回転トーループ+3回転トーループ18・06(16・06)
(7)★3回転半+2回転トーループ13・78(10・78)
(8)★3回転半+1回転ループ+3回転サルコー 17・17(14・74)
(9)★3回転ループ7.11(5・61)
(10)★3回転ルッツ8・40(6・60)
(11)跳んで入って座って回りながら軸足を替えるスピン4・21(3・00)
(12)コレオシークエンス4・10(2・00)
(13)軸足を替えるスピンの組み合わせ4・79(3・50)

【演技点 98・56】
スケーティング技術 9・79
要素のつなぎ 9・64
演技の表現力 9・96
振り付け 9・96
音楽の解釈 9・93

◆NHK杯羽生のフリー演技◆216・07

【技術点 得点(基礎点)=118・87(95・79)】
(1)4回転サルコー 13・36(10・50)
(2)4回転トーループ12・87(10・30)
(3)3回転フリップ6・40(5・30)
(4)跳んで入り軸足を替えるスピンの組み合わせ4・43(3・50)
(5)連続ステップ5・50(3・90)
(6)★4回転トーループ+3回転トーループ17・77(16・06)
(7)★3回転半+2回転トーループ13・78(10・78)
(8)★3回転半+1回転ループ+3回転サルコー17・17(14・74)
(9)★3回転ループ6・61(5・61)
(10)★3回転ルッツ8・10(6・60)
(11)跳んで入って座って回りながら軸足を替えるスピン4・14(3・00)
(12)コレオシークエンス4・10(2・00)
(13)軸足を替えるスピンの組み合わせ4・64(3・50)

【演技点 97・20】
スケーティング技術 9・68
要素のつなぎ 9・46
演技の表現力 9・75
振り付け 9・82
音楽の解釈 9・89

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