白鵬 中3にホレボレ 1メートル82、170キロ超逸材

[ 2015年12月13日 05:30 ]

中3の當真嗣斗くん(左)と稽古する白鵬

 大相撲の冬巡業が沖縄県那覇市で行われ、横綱・白鵬(30=宮城野部屋)が地元沖縄の星に稽古をつけた。チビっ子との稽古の際、浦添中3年で沖縄県勢初の団体戦全国制覇に導いた當真嗣斗(とうま・つぐと)くんを真っ先に相手に指名。1メートル82、170キロの逸材の実力を試しながら2番勝ち、最後の3番目は気持ちよく投げを食らい「圧力があった。うれしいね」と笑顔を見せた。

 将来、部屋の師匠になる意向の白鵬は小学生の時に2つの全国大会を3連覇した當真くんにほれ込み、前夜も一緒に食事するなど交流を続けてきた。今回はスカウト活動の一環として「こっちが現役の時に肌を合わせておきたかった」と稽古が実現。當真くんは「(横綱は)重かった。憧れです。強いのに優しい。高校で力をつけてプロに行きたい」と将来のプロ入りに意欲を見せた。

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2015年12月13日のニュース