宮原 GPファイナル初出場で2位!真央はまさかの最下位

[ 2015年12月13日 04:38 ]

自己ベストの140・09点を出した宮原のフリーの演技(AP)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは12日、スペイン・バルセロナで行われ、前日のショートプログラム(SP)で4位だった宮原知子(17=関大高)が女子フリーでパーソナルベストとなる140・09点をマーク。トータルも自己最高の208・85点となり、初出場で2位となった。浅田真央(25=中京大)はジャンプの失敗が響き最下位に沈んだ。

 宮原は冒頭の3連続ジャンプに成功すると、その後も全てのジャンプを危なげなく決め、NHK杯で出した得点を6点以上上回る数字をたたき出した。SPの点数発表時には観客からブーイングが飛んだが、この日は大歓声で祝福され、満面の笑みで喜んでいた。

 浅田はトリプルアクセルの着氷で手をつくなど序盤のジャンプが不安定で125・19点止まり。トータル194・32点で、GPファイナルで初めての最下位となった。浅田はこれまでGPファイナルに6回出場(1度は辞退)しているが、表彰台を逃したのは初めて。1年ぶりに復帰したシーズンの最終戦は、ホロ苦いものとなった。

 初出場の16歳メドベージェワ(ロシア)がこちらも自己ベストの147・96点を出し、SP首位を守って合計222・54点で優勝した。3位にエレーナ・ラジオノワ(ロシア)が201・13点で入った。

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