女子団体追い抜きで日本が2連勝!3戦連続の表彰台

[ 2015年12月13日 01:16 ]

女子団体追い抜きで優勝し喜ぶ(右から)高木美帆、菊池彩花、高木菜那(AP)

 スピードスケートのワールドカップ(W杯)第4戦は12日、オランダのヘーレンフェインで行われ、女子団体追い抜きで高木美帆(日体大)、高木菜那(日本電産サンキョー)、菊池彩花(富士急)日本が2分59秒58で2戦連続優勝した。第3戦に続く2連勝で、3戦連続の表彰台。オランダが1秒68差で2位だった。

 女子団体追い抜きの日本がチームワークの良さを見せ、第3戦に続いて頂点に立った。

 オランダに先行を許す展開ながら、息の合った連係でぴたりと追い続けた。終盤、コーナーの滑りで乱れが出たライバルに対し、日本は最後までまとまりを失わずラスト1周で逆転。熱のこもったレース展開に、敵地のファンも大きな拍手で両チームをたたえた。ゴール後、高木姉妹と菊池は笑顔でスタンドに手を振り、喜びを爆発させた。

 ▼高木美帆の話 勝ててうれしい。個人でも団体でも、1番はうれしい。

 ▼高木菜那の話 ゴールの瞬間は(勝ったかどうか)分からなかった。個人でも強くなりたい。

 ▼菊池彩花の話 誰がどのポジションで出ても安定した力が出せている。それはほかの国にはないものだと思う。(共同)

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