ヤマハ 逆転勝ちで開幕5連勝、順位決定T進出決定 五郎丸11得点

[ 2015年12月12日 15:00 ]

ヤマハ発動機FB五郎丸

 ラグビートップリーグは12日、各地で第5節が行われ、グループBでここまで4戦全勝のヤマハ発動機はNTTドコモと対戦。前半リードを許したものの、後半5トライを挙げ41―20で逆転勝ち、グループ4位以内を確定し、順位決定トーナメント進出を決めた。

 試合はNTTドコモが前半開始直後から攻勢をかけ、3分にPGをFB才口が決めて先制すると、6分にはSO佐藤善がインターセプトから60メートルを独走トライ、才口のコンバージョンが決まり10点をリードした。ヤマハは10分にFB五郎丸のPGで反撃開始、ドコモCTBクリエルが一時退場で数的優位となると、23分にはスクラムからNo・8堀江のトライ、五郎丸のコンバージョンで10―10の同点とした。NTTドコモはハーフタイム間際にCTBパエアミフィポセチのドロップゴールが決まり、3点リードで折り返した。

 後半はヤマハが6分、ゴール前のスクラムから左展開しCTBマレ・サウがトライ、五郎丸のコンバージョンが決まり17―13と逆転した。14分にはNTTドコモSH井之上が一時退場となり、直後の15分にヤマハSH矢富がトライ、五郎丸のコンバージョンでさらにリードを広げた。この後も、ヤマハが26分の認定トライと五郎丸のコンバージョン、29分、34分にもトライを奪って地力の差を見せつけた。五郎丸は1PGと4コンバージョン成功で11得点、後半31分に退いた。

 NTTドコモは第3節で神戸製鋼を下し、格上チームに健闘してきた。今回もヤマハに対してリードして折り返すなど見せ場を作ったが、最後はヤマハの巧みな試合運びに屈した。

 このほかの試合は、グループAがサントリー38―5NTTコミュニケーションズ、クボタ17―12ホンダ、パナソニック17―17東芝、同Bがトヨタ自動車34―3NEC、神戸製鋼47―24コカ・コーラ、近鉄40―22リコーだった。

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2015年12月12日のニュース