山本、とっさの機転でミス挽回 表彰台にも「まだ力不足」

[ 2015年12月12日 07:38 ]

前半、ジャンプミスが重なり山本草太は3位に

フィギュアスケート・ジュニアGPファイナル

(12月11日 バルセロナ)
 ジャンプの転倒などミスが続いた山本は、とっさの機転で流れを取り戻し、2大会連続の表彰台に立った。

 4回転とトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度ずつ跳ぶ演技構成だったが、6分間練習での不調を引きずったという。「ちょっと焦ってしまった。本当に不安だらけで演技していた」。それでも、後半予定のジャンプを急きょ変更して演技を立て直し、フリーは4位ながらSP3位の“貯金”を守った。

 期待された日本男子4人目の優勝には届かず「まだ力不足。当たり前のように4回転を決めないと世界でトップに立てない」と表情を引き締めた。(共同)

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2015年12月12日のニュース