海外でも日本の声援背に「違う雰囲気でいい演技できて収穫」

公式会見で笑顔を見せる羽生

フィギュアスケートＧＰファイナル

（12月10日 スペイン・バルセロナ）
　【羽生一問一答】
　――演技を終えて。

　「前回（ＮＨＫ杯）同様に緊張したし、練習してきたことに関しては同じかもしれないけど、慣れていない土地で日本の方の応援も多かったけど、外国の方々の前で、いつもと違う雰囲気の中でいい演技ができたのはいい収穫になった」

　――重圧や緊張は？

　「凄い緊張していた。（名前がコールされてから）３０秒ギリギリ使ってリラックスしようと頑張っていましたし、リラックスしなきゃってことを常に考えたわけじゃなく、いつもと違う環境でどれだけ自分の演技をするかと考えた結果、うまくいった」

　――ＮＨＫ杯との違いは？

　「ＮＨＫ杯は“さあ挑戦だ”って感じで練習もうまくいっていないことが多かった。今回はいい練習ができていたし、落ち着ける要素があった」

　――フリーに向けて。

　「一つ一つの要素に集中しないといけない。いいパフォーマンスをしながら、日本の伝統的なものをちょっとでも感じてもらえたらなと思う」