スパーズ4連勝、主力欠くも圧勝 前半で36点差はチーム記録

[ 2015年12月8日 16:43 ]

26得点を挙げたスパーズのオルドリッジ(手前)(AP)

 NBAは7日に各地で9試合を行い、スパーズは敵地フィラデルフィアで76ersを119―68(前半65―29)で退けて4連勝。ティム・ダンカン(39)とマヌー・ジノビリ(38)が休養し、昨季ファイナルでMVPとなったカワイ・レナード(24)が病気で欠場したが、層の厚さを見せつけて圧勝した。前半でつけた36点差はチームのハーフでの最大点差記録。敗れた76ersは開幕連敗こそ18で阻止したが、その後は3連敗を喫して1勝21敗となった。

 なおこの日、76ersの球団社長兼相談役に米国バスケットボール協会のジェリー・コランジェロ会長(76)が就任。五輪で見せてきた手腕を、低迷する76ersの再建のために発揮することになった。

 レイカーズは敵地トロントでラプターズに善戦したが93―102(前半42―52)で敗れて3連敗。コービー・ブライアント(37)が21得点を挙げて第3Q終了時点では同点と粘ったが、第4Qの残り5分から点差は開いていった。勝ったラプターズは13勝9敗として東地区アトランティック首位の座を堅持。ガードのカイル・ラウリー(29)が27得点をマークしてチームを引っ張った。

 敵地シカゴでブルズと対戦した4連敗中のサンズは同点で迎えた残り0・3秒、オフェンス・リバウンドをもぎとったミルツァ・テレトビッチ(30)が体勢を崩しながらもシュートを決めてこれが決勝点。103―101(前半51―51)で競り勝って9勝13敗とした。ブルズは連敗で11勝7敗。第3Qは26―10とリズムに乗っていたが、第4Qは24―42と失速して痛い星を落とした。

 <その他の結果>ホーネッツ(12勝8敗)104―84ピストンズ(12勝10敗)、マーベリクス(13勝9敗)104―97ニックス(10勝12敗)、ウィザーズ(9勝10敗)114―103ヒート(12勝7敗)、クリッパーズ(12勝9敗)110―106ティンバーウルブス(8勝12敗)、セルティクス(12勝9敗)111―93ペリカンズ(5勝16敗)、バックス(9勝13敗)90―88トレイルブレイザーズ(9勝13敗)

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