羽賀 男子500で6位 メダルまで0秒02差

[ 2015年12月6日 05:30 ]

 スピードスケートW杯第3戦第1日はドイツ・インツェルで行われ、4日の男子500メートルで羽賀亮平(日本電産サンキョー)が34秒99で6位に入った。及川佑(大和ハウス)は35秒01で8位、加藤条治(日本電産サンキョー)は35秒67で19位。ギルモア・ジュニオ(カナダ)が34秒86で優勝した。女子500メートルは小平奈緒(相沢病院)が38秒17で7位。神谷衣理那(高堂建設)は8位、辻麻希(開西病院)は11位だった。李相花(韓国)が優勝。同3000メートルは高木美帆(日体大)が7位、押切美沙紀(富士急)は13位だった。男子団体追い抜きはオランダが優勝し、中村奨太(ロジネットジャパン)小田卓朗(早大)ウィリアムソン師円(日本電産サンキョー)の日本は、9位。

 男子500メートルで豪快に両腕を振ってゴールした羽賀は「低地のリンクなら戦える手応えがあった」と声を弾ませた。3位と0秒02差の6位に「ちょっと悔しい」と苦笑したが、標高の高い高速リンク以外では初という34秒台。「コーナーの課題を克服して次はメダルを狙いたい」と自信を得た様子だった。男子短距離の次期エースと期待されながら、14年ソチ五輪出場を逃した27歳のスプリンター。やや伸びを欠いた最後のカーブ以外は「安定して滑れた」と納得の内容だった。

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2015年12月6日のニュース