五郎丸今季初トライ!キック7本中6本成功も「次はパーフェクトで」

[ 2015年11月28日 15:58 ]

<ヤマハ発・NEC>前半15分、ヤマハ発・五郎丸が2人がかりのタックルをものともせずトライ

ラグビートップリーグ第3節第1日 ヤマハ発動機39―19NEC

(11月28日 エコパ)
 ラグビーのトップリーグ(TL)は28日、各地で第3節第1日の4試合が行われ、B組のヤマハ発動機は39―19でNECに勝利し、開幕3連勝。総勝ち点14として同組暫定首位に立った。日本代表FB五郎丸歩(29)は前半15分に今季初トライを挙げたのに加え、4ゴール2PGも決めて19得点を叩き出し、勝利に貢献した。

 ヤマハ発は前半12分に先制トライを許して0―5とリードされたが、3分後に五郎丸がゴール前20メートル付近でボールを受けて相手をかわすと、手をいっぱいに伸ばしてラインぎりぎりに同点トライ。自らコンバージョンも決めて7―5と逆転に成功した。その後も2PGを決めて前半の全13点を叩き出すと、後半にも右足で貢献。終わってみればプレースキック7本中6本を決め、世界を驚かせた右足の威力をこの日も見せつけた。

 マン・オブ・ザ・マッチに選出された五郎丸は試合後、今季初トライについて「チームメートが体を張ってくれたので、自分の前にスペースが空いた」と仲間に感謝した。21日の第2節・豊田自動織機戦に続いてキック7本中6本を成功させたが、「次はパーフェクトいけるように」と笑顔で約束。「期待は大きくなる一方だが、期待に応えられるようにトレーニングしていきたい」とさらなる進化を誓っていた。

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2015年11月28日のニュース