北の湖理事長、部屋で密葬 鳩山元首相ら200人が参列

[ 2015年11月26日 17:59 ]

弟子たちの手によって北の湖親方の棺が部屋から運び出される

 直腸がんによる多臓器不全のため、20日に62歳で急死した日本相撲協会の北の湖理事長=元横綱、本名小畑敏満、北海道出身=の密葬が26日、東京都江東区の北の湖部屋で営まれ、八角理事長代行(元横綱北勝海)や貴乃花理事(元横綱)、鳩山由紀夫元首相ら約200人が参列した。

 遺体が納められたひつぎは部屋付きの山響親方(元幕内巌雄)や幕内北太樹関ら多くの弟子に抱えられ、霊きゅう車に運ばれた。現役時代に同じ三保ケ関部屋の同期生だった元三保ケ関親方(元大関2代目増位山)で歌手の増位山太志郎氏は「ゆっくり休んでほしい。思い出は山ほどある」と悼んだ。

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