ラグビー日本代表、薫田氏GM就任へ HC候補5人程度絞り込み

[ 2015年11月26日 09:21 ]

代表のGMに相当する責任者に就任する薫田真広氏

 ラグビーの元日本代表で44キャップを持つ薫田真広氏(49)が、代表のGMに相当する責任者に近く就任することが分かった。

 薫田氏は東芝の監督として04年シーズンからトップリーグ3連覇に導き、13年から日本代表戦略室長を務めていた。7人制も含めた代表全体のGMを務めていた岩渕健輔氏(39)は、来年のリオデジャネイロ五輪で初実施される7人制代表の役職に就く見通しだ。

 また、日本ラグビー協会は都内で開かれた理事会で、5人程度に絞り込んでいる日本代表の次期ヘッドコーチ候補者と本格交渉に移ることを承認し、12月の理事会で決定することを確認した。坂本典幸専務理事は「選考会議を2回行い、片手くらい(5人)に絞っている。日本人も含まれている」と説明。候補者にはパナソニックのロビー・ディーンズ監督、ヤマハ発動機の清宮克幸監督も残っていると見られ、今後数週間で最終的に絞り込んだ上で交渉に移る。日本が来年から新規参入するスーパーラグビーの日本チーム「サンウルブズ」のヘッドコーチについては「代表が先という考え。その人がやるということもある」とした。

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2015年11月26日のニュース