北の湖理事長通夜に200人 戒名は「弘照院殿北偉徳実法湖大居士」

[ 2015年11月26日 05:30 ]

通夜で焼香をするとみ子夫人。左は大露羅 (田中平太郎氏提供) 

 20日に62歳で死去した大相撲の北の湖理事長(元横綱)の通夜が25日、東京都江東区の北の湖部屋で営まれ、おかみのとみ子夫人や部屋頭の幕内・北太樹ら所属力士らが弔問客を出迎えた。理事長代行の八角事業部長(元横綱・北勝海)、貴乃花総合企画部長(元横綱)、九重親方(元横綱・千代の富士)、俳優の杉良太郎ら約200人が参列。

 戒名は現役時代のしこ名・北の湖から2文字を取った「弘照院殿北偉徳実法湖大居士(こうしょういんでんほくいとくじつほうこだいこじ)」に決定した。九重親方は「信じられない。これが現実なんだなと…」と言葉を詰まらせた。

 26日の葬儀は故人の遺志により「密葬」として営まれ、香典や供花などは辞退。午後に遺体を乗せた霊きゅう車が両国国技館の正面エントランス前に寄って“最後のお別れ”をする。

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2015年11月26日のニュース