修造氏 消極的な報道陣にカツ「なんでもっと聞かないんだ!」

[ 2015年11月25日 17:07 ]

「P&G リオデジャネイロ五輪 ママの公式スポンサーキャンペーン発表会」で報道陣にツッコミを入れる松岡修造氏

 スポーツキャスターの松岡修造氏(48)が25日、都内で行われたP&G「リオデジャネイロ五輪」ママの公式スポンサーキャンペーン発表会にプロテニスプレーヤーで世界ランキング8位の錦織圭(25=日清食品)、卓球女子の世界ランキング5位の石川佳純(22=全農)らと登壇。トップアスリート2人がそろう貴重な機会にもかかわらず、消極的な報道陣に喝を入れる一幕があった。

 松岡氏はキャンペーンの熱血応援リーダーに就任。MCから就任の感想を聞かれるも「そんなことよりすごい(数の)カメラですね。やっぱり世界的な選手が2人も来るし。(愛弟子である)圭とはなかなか会えないので、僕自身もすごく楽しみにしています」と冒頭からノリノリ。「応援するというのが生きがい。お母さんこそ、金メダルだっていつも言っているので、金メダリストを応援できるのは一番うれしい」と笑みを浮かべ、「応援熱血リーダーって書かれる人はあまりいない。自分にとってはピタッとはまる」とご満悦だった。

 トップアスリートをステージに迎えると「こういうのってないです。この2人が世界的な選手が並ぶことはないです」となかなかない機会に前のめりになるほど興奮。普段のトレーニングウエアとは違う女性らしい姿の石川には「そんな洋服、着るの?」と素朴な疑問を投げかけ、笑いを誘った。

 スポーツキャスターという職業柄、報道陣と同じ立場で選手2人への質問をしながらイベントを見守った松岡氏。囲み取材前には「スムーズに行くために台本どおりやっていた」と本音をポロリ。多くの報道陣が集まったこともあり、少し離れたところからマイクを使っての形式になったことで「こんな離れている記者会見って初めてなんだけど」と首をひねった。質問内容も、イベントで2人が披露した「あいうえお作文の感想」「この1年を振り返って」「リオ五輪に向けて」など教科書通りの質問だったのに松岡も思わず「大丈夫ですか?」と確認してしまうほど。イベント後にはステージを降りて、後ろのテレビクルーに近づき、「どうしたんだよ!なんでもっと聞かないんだ!」を喝を入れていた。

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