射撃のリオ五輪アジア予選 代替開催地はニューデリー

[ 2015年11月25日 04:41 ]

 国際射撃連盟は24日、リオデジャネイロ五輪予選を兼ねたアジア選手権の代替開催地をニューデリーに決定し、来年1月25日から2月3日の日程で実施すると発表した。当初は11月にクウェートで開催する予定だったが、大会運営で指名されたイスラエル人関係者の入国を拒否したため、国際オリンピック委員会(IOC)が差別禁止の五輪憲章に反するとして五輪予選と認めないと発表していた。

 国際連盟は今回の事態を受けて迅速に対応し、代替開催に関心を示した複数候補から理事会でニューデリーに決定し、IOCが承認した。

 この問題で日本勢は男女各種目の大会出場を見送り、強化計画の見直しなど対応に追われた。

 IOCは政府による干渉を問題視し、クウェートの国内オリンピック委員会(NOC)に資格停止処分を科している。(共同)

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2015年11月25日のニュース