八角事業部長“代行初仕事”思いくみ「土俵の充実」締め

[ 2015年11月23日 05:30 ]

八角親方(右)から賜杯を受け取る日馬富士

 理事長代行を務める八角事業部長(元横綱・北勝海)が中入り前の協会あいさつで“理事長代行初仕事”を行った。「今後もさらなる土俵の充実を図り、大相撲の発展に努力してまいる所存でございます」と北の湖理事長が好んで使った「土俵の充実」のフレーズを使用。最後はあえて「理事長 北の湖敏満。代行 八角信芳」と理事長の名前を読み上げた。「(この場に)本当は立ちたかったと思う。必死に場所に来てましたから」と理事長の思いをくんでの締めとなった。

 途中で言葉を詰まらせる場面もあり「名前が出てくるところになって、(理事長のことを)一瞬思ったんだよね」。相撲人気が復活したこの一年は計86日間大入りとなり「やはり土俵の充実。お客さんが見て、何も感じなかったらもう来ない。力士はよくやってますよ」と力士たちの奮闘を称えた。

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