松鳳山負けて優勝決定戦チャンス逃す「勝つ気持ち強すぎた」

安美錦（右）に素首落としで敗れる松鳳山

大相撲九州場所千秋楽

（11月22日 福岡国際センター）
　勝てば優勝決定戦のチャンスがあった平幕・松鳳山は安美錦に襟元を叩かれる素首落としで３敗目を喫し「勝つ気持ちが強すぎた。その分頭が下がった」と悔しがった。

　期待された０６年初場所の栃東以来の日本人優勝はならなかった。それでも４場所ぶりの幕内で自己最多の１２勝して、１３場所ぶりに敢闘賞を受賞。「頑張ったで賞ですね。いろんな経験をして、気持ちが大事だと思いました」と精神面の成長を感じ取っていた。