前日本代表HCジョーンズ氏のイングランド監督就任が決定

[ 2015年11月20日 18:09 ]

 ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会で日本代表を南アフリカ戦勝利など3勝に導いた55歳のエディー・ジョーンズ前ヘッドコーチ(HC)が、競技発祥地イングランドの代表監督に就任することが決まった。契約期間は4年。同協会が20日発表した。イングランド代表では初の外国人監督となる。

 ジョーンズ前HCは、W杯後に世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」のストーマーズ(南アフリカ)監督に就任したが、契約解除でストーマーズとイングランド協会が合意。「(1次リーグ敗退だった今年の)W杯の失望を乗り越えて新たなチームをつくりたい。イングランドには輝かしい未来があると信じている」とコメントした。

 日系人の母親を持つジョーンズ氏は2003年W杯で開催国オーストラリアの監督として母国を準優勝に導き、07年W杯は南アフリカのアドバイザーとして優勝に貢献。日本ではトップリーグのサントリー監督を経て12年春から日本代表で監督に相当するHCとしてチームを率いた。

 イングランド代表は地元開催だったW杯で決勝トーナメント進出を果たせず、スチュアート・ランカスター監督が大会後に辞任していた。(共同)

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2015年11月20日のニュース