北の湖理事長が休場 持病の貧血で入院…容体は安定

[ 2015年11月20日 17:51 ]

 日本相撲協会は大相撲九州場所13日目の20日、北の湖理事長(元横綱)が貧血で休場すると発表した。14日目以降も休場するかどうかは当日の状態で判断する。協会関係者によると、同理事長は19日夜に持病の貧血の症状を訴え、20日朝に救急車で福岡市内の病院に運ばれて入院。血圧も低下したが、点滴治療などで容体は安定したという。

 玉ノ井広報部副部長(元大関栃東)は「後半戦に入って疲れが出たのだろう」と述べた。理事長本人は、体調に問題がなければ残り2日の本場所に復帰する意向を示している。千秋楽恒例の協会あいさつや表彰式は腰痛により辞退し、初日と同じく八角事業部長(元横綱北勝海)が代行する予定。

 北の湖理事長は腎臓に尿がたまる両側水腎症で7月の名古屋場所も途中休場した。体調面に不安を抱えているが、九州場所は初日から勤務して報道対応などを連日こなしていた。

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2015年11月20日のニュース