フェデラー 1次リーグ3連勝で4強進出 錦織に余裕のエール

[ 2015年11月20日 04:21 ]

錦織と握手するフェデラー(AP)

ATPツアー・ファイナル第5日 フェデラー7―5、4―6、6―4錦織

(11月19日 英国ロンドン・O2アリーナ)
 錦織との熱戦を制したフェデラーは、1次リーグ3連勝で首位通過を決めた。試合後のコート上インタビューで「ケイは素晴らしいリターナー。すごくしんどい試合だった。彼が転んでくれないかと思ったぐらいだ」と答えた。

 今季通算で58%の第2サーブ得点率が、この試合は41%まで押し下げられ、5度のブレークを許した。「ベースラインの上からフォアでもバックでもストレートにリターンを叩き込んでくる」と錦織のリターン力に脅威を感じていた。しかしブレークポイント獲得率では12本中5本にとどまった錦織に対し、フェデラーは6本全てをブレークにつなげた。

 歴戦の勝負強さを発揮して「肉体的にもしんどい試合だったが楽しかった。これからまた何度も戦うことを楽しみにしている」と余裕のエールを送った。

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2015年11月20日のニュース