NBAロケッツ マクヘイル監督を解任…開幕から不振

[ 2015年11月19日 18:07 ]

暫定監督となったロケッツのビッカースタッフ・アシスタントコーチ

 NBAのロケッツが18日、5季目を迎えていたケビン・マクヘイル監督(57)を解任。昨季のプレーオフでは西地区決勝まで駒を進めたが今季は開幕から4勝7敗と不振に陥っており、その責任を問う形での人事となった。

 これを受けて元スーパーソニックスなどの監督だったバーニー・ビッカースタッフ氏(71)を父に持つJ・B・ビッカースタッフ・アシスタントコーチ(36)が暫定監督に昇格。監督解任を受けてロケッツは地元ヒューストンでトレイルブレイザーズと対戦した。試合はタイムアウトを使い切って迎えた残り6秒に96―99。5連敗は目前に迫っていた。しかし残り0・9秒、コーリー・ブルワー(29)がランニング・ステップから3点シュートを決めて同点。延長ではこの日45得点を挙げたジェームズ・ハーデン(26)が1人でチームの全得点(9)を稼ぎ、108―103(前半35―46、延長9―4)で劇的な逆転勝ちを収めた。

 トレイルブレイザーズは7連敗となって4勝9敗。ダメージの大きい黒星となった。

 ブルズは足首を痛めていたデリック・ローズ(27)が休養したが、敵地フェニックスでサンズを103―97(前半53―47)で下し、4連勝で8勝3敗。ジミー・バトラー(26)が43分出場してチーム最多の32得点をマークした。敗れたサンズは6勝5敗。なお好調ブルズは20日に敵地オークランドで12戦全勝のウォリアーズと対戦する。

 76ersは地元フィラデルフィアでペイサーズに85―112(前半38―52)で敗れて12戦全敗。ネッツが09年に記録した開幕最長連敗にあと「6」と迫ってきた。昨季から通算でも22連敗。リーグワーストの連敗記録にもあと「4」となった。

勝ったペイサーズは7勝5敗。ポール・ジョージ(25)が34得点を挙げて勝利に貢献した。

 <その他の結果>

 マジック(6勝6敗)104―101(延長)ティンバーウルブス(5勝7敗)
 ホーネッツ(6勝6敗)116―111ネッツ(2勝10敗)
 マーベリクス(8勝4敗)106―102セルティクス(6勝5敗)
 サンダー(7勝5敗)110―103ペリカンズ(1勝11敗)
 ホークス(9勝5敗)103―97キングス(4勝8敗)
 スパーズ(9勝2敗)109―98ナゲッツ(6勝6敗)
 ジャズ(6勝5敗)93―89ラプターズ(7勝6敗)

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