帝京大、底力見せつけ5連覇 坂手主将「落ち着いてミス修正できた」

[ 2015年11月16日 05:30 ]

対抗戦5連覇を達成した帝京大

関東大学ラグビー 帝京大49―32明大

(11月15日 秩父宮)
 最後は底力の差を見せつけ、帝京大が5連覇を達成。岩出雅之監督は「V5よりも(大学選手権の)V7の方が大きくなりがちだが、とてもうれしく思う」と喜んだ。

 試合開始から主審の笛の傾向を読み切れずにペナルティーを多発し、前半4、15分にはPG、同8分にはトライを許して最大10点差を追う展開に。2点リードして迎えた後半5分にNo・8小野のトライを皮切りに突き放すかに見られたが、取っては取られる展開で3点差に詰め寄られた。

 それでもフッカー坂手主将は「(3点差でも)全体的に選手は落ち着いて、ミスを修正できた」。38分に途中出場のマクカランが相手選手を引きずりながら勝負を決めるトライ。4分後にもWTB尾崎が俊足を生かしてダメ押しした。目標はトップリーグ王者との一発勝負の日本選手権優勝。尾崎は「満足することなく成長したい」と先を見据えた。

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2015年11月16日のニュース