白鵬、琴奨ら全勝守る 鶴竜は早くも2敗目 九州場所5日目

[ 2015年11月12日 18:59 ]

白鵬が上手投げで碧山を下す

 大相撲九州場所5日目は12日、福岡国際センターで行われ、休場明けの横綱白鵬は碧山を上手投げで下し、5戦全勝とした。横綱鶴竜は関脇妙義龍に押し出され、早くも2敗目を喫した。妙義龍は2勝目。横綱日馬富士は隠岐の海を下手投げで退け、4勝目を挙げた。

 大関陣は照ノ富士が小結栃ノ心に寄り切られて2敗目。他の3大関は、琴奨菊が軍配差し違えで豊ノ島に勝ち、無敗を守った。稀勢の里は逸ノ城を、カド番の豪栄道は大砂嵐をそれぞれ寄り切り、ともに4勝1敗。

 平幕の勢、千代鳳も勝ち、全勝は4人で変わらなかった。

 ▼北の湖理事長(元横綱)の話 白鵬にもう不安はない。鶴竜は密着されればすぐに引いてしまう。日馬富士の内容も悪く、2人が白鵬に付いていける雰囲気は感じない。照ノ富士は膝の状態が良くなく、場所前から厳しいと見ていた。

続きを表示

2015年11月12日のニュース