逸ノ城自慢の太腿で照倒す 過去1勝5敗「先に先に攻める」

[ 2015年11月7日 05:30 ]

太もものサイズを計る逸ノ城

 大相撲九州場所(8日初日、福岡国際センター)の2日目までの取組が決まり、初日は東前頭筆頭の逸ノ城(22=湊部屋)と東大関の照ノ富士(23=伊勢ケ浜部屋)のモンゴルの怪物同士が対決する好カードが組まれた。

 逸ノ城は「どうせ当たるので、初日だろうが気にしてない」と無関心を装うが、意識をしないわけがない。先にブレークしたのは自身だったが、大関昇進は先を越され「自分も早く大関に上がれるようにやっていきたいっす」とライバル心をのぞかせる。過去1勝5敗。がっぷり組む両者の戦いは長丁場となり、最後は逸ノ城が力負けすることが多い。この日の稽古後、太腿回りを計測した。1年前は99センチだったが、自己最高の106センチまで太くなった。「自慢?そんなことないですよ」とニヤリ。「自信を持って、相手より先に先に(攻めよう)と思ってやる」。パワーアップした成果が試される。

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2015年11月7日のニュース