男子・米沢、女子・佐久間が春秋連覇 高校ゴルフ選手権東北大会

[ 2015年11月7日 05:30 ]

優勝した(左から)米沢と佐久間

スポニチ主催平成27年度全国高校ゴルフ選手権秋季東北大会最終日

(11月6日 福島県棚倉町 棚倉田舎倶楽部)
 男子は2位に5打差をつけて首位から出た米沢蓮(岩手・盛岡中央1年)がボギーなしの65で逃げ切り、通算6アンダー、136で6月の春季大会に続く連覇を果たした。女子は初日3位の佐久間梨々子(宮城・東北2年)が74で回り、通算5オーバー、149で首位に並ぶと、プレーオフの末に、こちらも春秋連覇。男女ともに上位7人が来年3月の全国大会(滋賀・瀬田GC)への出場を決めた。

 <男子>1年生ながら米沢が春秋連覇を達成した。「強引に出て、もったいないミスが多かった」と4ボギーを叩いた初日の反省を生かし、丁寧なゴルフを心掛けた。ボギーなしの6バーディーで、2位に16打差をつける圧勝。夏の全国大会では2日目以降に崩れてメンタルの弱さを痛感したが、この大会ではその2日目に大きく伸ばし「自信になった」と胸を張った。「ここで満足せず上を目指したい。全国で優勝を目指す」と力強かった。

 <女子>同学年のチームメートでもある白石栞菜と、4ホールに及ぶプレーオフを制した佐久間は「勝ちたかったので安心しました」と胸をなで下ろした。難しいグリーンに苦しめられたが、「みんな入ってなかったので割り切れた」と気持ちの切り替えが奏功した。安定感が売りの東北女王は「爆発力が欲しい。攻める時に攻めないと」と、もう15ヤード分の飛距離アップを目指し春の全国舞台に備える。

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2015年11月7日のニュース