川内、12月福岡国際は“我が道”貫く!沿道の“ヤジ”も想定済

[ 2015年11月3日 22:14 ]

ニューヨークから帰国した川内優輝

 公務員ランナーの川内優輝(28=埼玉県庁)が3日、ニューヨークシティー・マラソンから成田着の航空機で帰国した。リオ五輪代表選考レースの12月の福岡国際に向け「なんとか3位以内を狙いたい」と改めて決意を語った。

 先頭集団はハイペースが予想されるため、無理にはついていかない方針。ペースメーカーのいる30キロまでは余力を残す作戦で「テレビを見てる人には『何で前についていかないんだよ』と思われるかもしれないが、自分の身分に合ったペースでいきたい」と堅実な走りを目指す。沿道からの“ヤジ”も想定済で「雑音を気にしないようにしたい」と我が道を貫く覚悟だ。

 15日の上尾ハーフでは63分前半の目標タイムを設定。レース直後には大会サポーターを務める女子のリオ五輪代表選考レース、さいたま女子マラソン(さいたまスーパーアリーナ発着)の応援に駆けつける予定。タフな1日になるが、最後まで全力で駆け抜ける。

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2015年11月3日のニュース