シンクロ井村HC“緩んだ”選手に「メダル返却箱つくるか?」

[ 2015年11月3日 19:50 ]

選考会を見つめる日本代表の井村ヘッドコーチ(左)

 シンクロナイズドスイミングのリオデジャネイロ五輪世界最終予選(来年3月、リオデジャネイロ)の日本代表最終選考会が3日、横浜市内で行われ、田崎明日花(18=井村シンクロク)ら上位5選手が代表入りを確実にした。既に代表に決まっていた乾友紀子(24=井村シンクロク)ら5選手と合わせた10選手全員が、今夏の世界選手権メンバーとなった。最終予選3位以内で出場権を獲得でき、井村雅代ヘッドコーチ(HC、65)は「当然1位通過」と力を込めた。

 五輪切符を獲得した場合、日本代表選手はこの10人から9人に絞る方針で、指揮官は「毎日が厳しい選考会」と言い放った。世界選手権後、締まっていた選手の体が緩んだことに触れ、「本物になりきれてない。メダル返却箱つくるかと言った。銅メダルくらいで自信をつけてもらっては。プライドを持たないと」と怒りをあらわにした。リオでのメダル奪還へ、「どなりまくらないとあかん」とスイッチを入れていた。

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2015年11月3日のニュース