19年W杯ロゴは「和」を前面 富士山、日の出で独創性

[ 2015年10月29日 05:30 ]

ラグビーの2019年W杯日本大会のロゴマークの前で記念撮影に応じる(左から)日本大会組織委の嶋津昭事務総長、ワールドラグビーのゴスパーCEO、ギルピンW杯統括責任者

 ラグビーW杯リミテッド(RWCL)と19年W杯日本大会の組織委員会は27日(日本時間28日)にロンドン市内で会見を行い、19年大会のロゴマークを発表した。

 国際統括団体ワールドラグビー(WR)のマークの中に日本のシンボルとして富士山と日の出をあしらったデザインで、WRのアラン・ギルピンW杯統括責任者は「大会らしさに、日本らしさを加えることができた」と出来上がったロゴに納得の表情を浮かべた。デザインはフューチャーブランド社が担当し、WRと組織委が決めた。20年東京五輪ではエンブレムが白紙撤回される異例の事態が起きたばかりだが、今回は公募もしておらず、抽象的な図柄でもない。組織委関係者は「(他のマークと)かぶらないだろう」と自信を見せた。

 大会の開催期間も発表され、開幕戦(味スタ)は9月20日、決勝(日産スタジアム)は11月2日に行われることが決まった。

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2015年10月29日のニュース