中3池江、日本新で100バタV 50自・内田も記録更新

[ 2015年10月28日 19:57 ]

女子100Mバタフライ決勝を制しガッツポーズを見せる池江璃花子

 競泳のワールドカップ(W杯)東京大会は28日、東京辰巳国際水泳場で開幕し、女子100メートルバタフライで中学3年の池江璃花子(ルネサンス亀戸)が従来の記録を0秒21塗り替える57秒56の日本新記録で優勝した。星奈津美(ミズノ)は59秒28で3位だった。

 女子は50メートル自由形で内田美希(東洋大)が自身の日本記録を0秒01更新する24秒95で2位に入り、池江が25秒05で3位。中3の今井月(本巣SS)は100メートル平泳ぎで1分7秒87の2位、200メートル個人メドレーは2分11秒45の中学新で3位に入った。

 男子200メートルバタフライは坂井聖人(早大)が1分55秒75で制し、同100メートル背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)は53秒27で2位だった。

 男子平泳ぎの小関也朱篤(ミキハウス)と北島康介(日本コカ・コーラ)は50メートル、200メートルとも予選で敗退した。専門外の女子200メートル自由形に出場した渡部香生子(JSS立石)も決勝に進めなかった。

 ▼北島康介の話 下痢が止まらず、力が入らなかった。ちゃんと蹴れていないし、上体も落ちている。体調を戻して、次は少しでもいい記録で泳げるようにしたい。

 ▼渡部香生子の話 疲労もたまってはいるが、練習不足。アップから体が重く、レースでも全然キックが打てなかった。しっかり切り替えて200メートル平泳ぎで頑張りたい。

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2015年10月28日のニュース